エゾシカ肉の魅力について

エゾシカ肉は、とてもヘルシーで健康的な食材です。牛肉と比較すると高たんぱく質、脂質は6分の1であり、カロリーは半分以下です。また、鉄分は約2倍、豚肉と比べると4倍以上含まれています。またビタミンB類も豊富でビタミンB12は約3倍が含まれています。

鉄分

赤血球のもとになり、体内に酸素を循環させる役割を担うミネラルで、不足することで貧血となります。赤血球中のヘモグロビンや筋肉中のタンパク質の構成成分となる大切な栄養素です。

ビタミンB1、B2、B6、B12

エネルギー代謝に欠かせない重要なビタミンです。タンパク質の分解を助ける働きがあり、正常な免疫機能の維持、皮膚の抵抗力の増進や、赤血球のヘモグロビンの合成にも欠かせない栄養素です。また、肝臓に脂肪が蓄積するのを防ぎます。

タンパク質

体内の重要な構成成分の一つであると同時に食欲抑制や代謝向上に必要な栄養素です。吸収されると、筋肉や臓器、肌、髪、爪などの材料として使われるほか、ホルモン、代謝酵素、免疫物質などになり、さまざまな働きをしています。

また、エネルギー源としても使われます。

脂質/低脂質

脂質は、体の組織を作ったり、体を動かすエネルギーになる大切な栄養素ですが、摂りすぎてしまうと肥満の原因となります。とくに肉類に多く含まれる中性脂肪を多く摂取することでいわゆる悪玉コレステロールが増え様々は病気を引き起こします。

エゾ鹿による被害について

北海道におけるエゾシカの生息数は72万頭と言われており、農業被害は40億7千万円に上ります。

年々増え続ける中で生息地域も拡大しておりこれまでシカを見なかった地域や街中でも姿を現すようになり、電車との交通事故など、人間との軋轢が長く問題視されています。

  • 市街地公園のエゾシカの群れ
  • 食害にあった農作物
  • 線路のフチを歩く鹿
  • 森林の食害

地域や猟友会によるエゾシカの駆除が行われてきましたが捕獲されたシカのほとんどが廃棄処分となり、活用されておらず、処分費用も掛かることから駆除従事者からも嫌われているのが実情です。

一方で、ジビエ(野生鳥獣肉)としての利用も進んできており、レストランや北海道内のスーパーなどで見かける機会も増えてきました。

かのししのペットジャーキーの原材料は100%エゾシカ(北海道の二ホンジカ)を使用しております。当社専属のベテランのハンターにより天然のエゾシカを狩猟、または有害駆除で捕獲された鹿肉です。